不動産エージェントで高年収を狙う!実際の収入例と会社員を超える収入を目指す方法とは?
- コラム
FINSTAR AGENT編集部
近年、働き方の一つとして注目を浴びつつある不動産エージェント。自由な働き方でさらに収入は会社員時代より大きく上げることができたという例を多く聞く働き方ですが、実際に会社員として働く場合からどの程度年収を上げられるのか、年収を上げるためにはどのようなことに気を遣えばいいのかを今回はご紹介していきたいと思います。
不動産会社員の平均年収と給与形態
まず不動産会社に勤める会社員の平均年収を見ていきましょう。
国税庁調べによる令和3年度における民間給与実態統計調査によると、不動産業全体の平均年収は約390万円となっており、全国での平均年収である443万円を下回る結果となっています。
参考:厚生労働省 令和3年度 賃金構造統計調査
求人サイトごとの募集平均年収はこのようになっています。
求人サイト | 職種 | 平均年収 |
---|---|---|
求人ボックス | 不動産営業 | 423万円 |
Indeed | 不動産営業 | 384万円 |
転職ステーション | 宅地建物取引士 | 457万円 |
転職会議 | 不動産関連職 | 426万円 |
不動産営業では 上記のようなデータが出ていますがここで、不動産業界内での業種別平均年収も見ていきましょう。
業種 | 全体平均年収 | 20代平均年収 | 30代平均年収 | 40代平均年収 | 50代以降平均年収 |
---|---|---|---|---|---|
デベロッパー | 497万円 | 415万円 | 549万円 | 651万円 | 729万円 |
不動産金融 | 473万円 | 407万円 | 546万円 | 742万円 | - |
ゼネコン | 455万円 | 397万円 | 501万円 | 543万円 | 637万円 |
住宅 | 437万円 | 383万円 | 488万円 | 512万円 | 597万円 |
土地活用 | 424万円 | 381万円 | 432万円 | 496万円 | 605万円 |
設備関連 | 421万円 | 357万円 | 450万円 | 488万円 | 587万円 |
不動産管理 | 411万円 | 356万円 | 427万円 | 489万円 | 520万円 |
不動産仲介 | 395万円 | 356万円 | 439万円 | 473万円 | 537万円 |
参考:転職サイトdoda年収の高い業種は?平均年収ランキング(業種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】
このように不動産業界内でも業種により平均年収がかなり変わってきますが、不動産仲介営業職はデータ上では比較的年収が低い部類に分けられているといえます。
ですが不動産営業職では歩合制やフルコミッション性を導入している企業が多く給与の差が激しいことが平均年収に影響しているので一概にデータ上の平均年収で推し量るのは難しいです。
以下では、不動産営業職で用いられているそれぞれの給与形態と収入例がどのようなものかご紹介していきたいと思います。
歩合制(インセンティブ制)
歩合制とは基本給と成果(売上げ)に応じた歩合(インセンティブ)が支給される給与形態で、売り上げとなった商材の利益からのパーセンテージで支給されるのが一般的です。
中でも不動産営業は他業界と比べてもインセンティブの比率が高い傾向にあり、企業により基本給と歩合給の比率は様々ですが、成約した金額や物件の種別で3~10%ほどのインセンティブが支払われます。
傾向としては基本給が高い場合インセンティブの比率は低く、逆に基本給が低めに設定されている場合はインセンティブの比率が高くなっています。
不動産営業マンの大半はこの形態での雇用となっており、基本給は保証されているので不動産営業職の平均年収は410万円ほどと言われています。
フルコミッション制
フルコミッション制は完全歩合制とも呼ばれ、基本給が無い代わりに通常の歩合制の従業員よりも高い報酬率が特徴です。労働基準法では雇用している従業員の労働に対しては必ず一定の給与を支払う義務があるため雇用形態としては厳密にはその会社の従業員ではなく会社と業務委託契約を交わした個人事業主となります。
そして報酬に関しては先述の通り高く設定されており、多い場合で50%にのぼる報酬率を受け取ることができます。
ですが先述の通り基本給がないため、報酬率や契約を結んだ企業との契約内容にもよりますが移動費や諸々の経費が自己負担という契約もあるため営業実績がない場合、月の収入がなくなる、もしくは経費のみの支出で赤字になってしまうこともあります。
ですがインセンティブ制よりも高い報酬率のため計画的に売り上げをしっかりとたてることができれば高収入を目指すことが可能で、平均年収は600~1200万円程と言われています。
このように不動産営業でも給与形態は様々ですが総じて会社勤めでは厳しく敷かれたノルマと営業方針のなかでやりくりをしなければならないという点は共通となっています。それでは不動産エージェントはどのようなシステムでどれくらい収入を得られるかをご紹介していきます。
不動産エージェントのシステムと収入例
不動産エージェントは先述したフルコミッションと形態が近く、個人事業主としてエージェント会社と業務委託契約を交わし、業績に応じた成果報酬を受け取る事で収入を得るのが基本的仕組みとなっています。そのためフルコミッションと混同されることもおおいのですがかなりの部分で違いがあります。
その違いを簡単に表にしてみましょう。
不動産エージェント | フルコミッション | |
---|---|---|
報酬率 | 〜80% | 〜50% |
初期費用・月額費用 | なし | あり |
諸経費 | 実費のみ | あり |
ノルマ | なし | あり |
まず一番注目したいのはやはり報酬率の差です。不動産エージェントは高報酬率のエージェント会社が多く、報酬が大きい所で表のとおり80%に上る報酬率の会社も存在します。そのため仮に1000万円の利益があがる成約であれば不動産エージェントは800万円、フルコミッションであれば500万円とこの時点で報酬額に300万円の差が生まれます。
この収入差を年間の成約数で表にするとこのようになります。
不動産エージェント | フルコミッション | |
---|---|---|
報酬率 | 〜80% | 〜50% |
平均成約単価 | 5,250万円 | 5,250万円 |
仲介手数料 | 5% | 5% |
年間成約 | 10件 | 10件 |
年収 | 2,100万円 | 1,312万円 |
このように同じ成約件数でも年間で800万円近い収入の差をつけることができます。
また、フルコミッションは制度の都合上、業務委託契約の個人事業主として会社と契約を結びますがあくまで会社勤めのため会社の方針やノルマに沿って会社が売りたい物件や貸したい物件をベースに顧客へアプローチを行わなければなりません。
その点、不動産エージェントはノルマなどが一切なく、自分自身の管理のもと自由で柔軟な営業活動を行うことができます。
ですが逆を返せば敷かれたレールがなく、自分の一存と力のみで集客活動から成約までの道のりをこなさなければならないという厳しさもあります。中々一歩を踏み出して高収入を目指すために飛び込むには勇気がいるかと思います。次項ではそんな不安な方のために不安を払しょくし高収入を目指せるエージェント会社をご紹介したいと思います。
不動産ビジネスの新しいスタイルを提案
不動産エージェントとして高収入を目指すならFINSTAR AGENT
近年注目されてきている不動産エージェントという働き方。注目の分だけ様々なエージェント会社が生まれてきています。その中でもFINSTAR AGENTは業界最高の報酬率最大80%を誇っています。そして注目すべきはその高い報酬率だけではありません。以下ではFINSTAR AGENTを選ぶべき理由をご紹介していきたいと思います。
様々なバックオフィスサポートで事務作業を丸ごとお任せ
FINSTAR AGENTではエージェントの顧客との信頼関係の構築における時間を最重要視しています。そのため集客のサポートから物件調査や契約書業務などのバックオフィス作業をすべてサポートしています。さらにそれらの作業の依頼を簡略化するため独自の顧客管理システム「FISTAR CRM」を独自開発し、エージェントの方々にツールを提供しています。これにより顧客や案件の進捗管理から謄本の取得依頼、契約書の作成依頼をスムーズかつ迅速に行うことが可能となっています。
エージェントに合わせた自由な働き方を応援。時代に合わせた柔軟なスタイルを実現可能
FINSTAR AGENTではオフィスへの出社義務や就業時間に関する規則をすべて排除しエージェントが顧客と向き合う時間を大切にしています。それらにより時代に合わせた営業スタイルへのサポートも完備。リモートで商談を進行させるためにzoom、クラウドサイン等を導入しこれらもエージェントへ提供しています。
また、PC操作が苦手であったり、顧客が直接対面での商談を希望しているといったケースに合わせオフィスの利用やコピー機の利用も提供しています。
売買仲介、賃貸だけではなく買取再販も行える取引の幅で様々な営業の選択肢を
母体である不動産事業者株式会社フィンスターの物上げ・再販事業者としての実績を活用し売買仲介、賃貸仲介だけではなく物件の買取再販を行えるので顧客やエージェントにとって最良の取引形態を選択することが可能となっています。
さらに再建築不可、法定耐用年数を超えているなど物件に問題があり金融機関からの融資を受けられないといった難しい案件についてもFINSTAR AGENTであれば対応しており、どんな物件であればまずは気軽にご相談いただける環境を提供しています。
これらの様々な手厚いサポート、ツールなどによりエージェントとして顧客と向き合い、より良い選択肢を選び取るための土台がFINSTAR AGENTにはあります。これらを活用し不動産エージェントとして高収入を目指すことができるというのがFINSTAR AGENTを選ぶべき理由と言えます。
まとめ
今回は不動産エージェントとして高収入を目指す方法としてFINSTAR AGENTでの働き方の選択肢をご紹介させていただきました。
近年では多種多様な働き方が許容され様々な選択肢があります。その中でも不動産営業という業種において不動産エージェントという働き方は自由で自分にあわせたスタイルを選ぶ事ができます。
その中でも特に高報酬かつ様々なサポート体制が用意されているFINSTAR AGENTで会社員時代よりも充実したライフスタイルと収入を目指してみてはいかがでしょうか。