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不動産エージェントって何?働き方やメリット・デメリットについても完全解説!

2023.04.21

  • コラム

FINSTAR AGENT編集部

家を買いたい、マンションを売ろうと思った時誰に相談をしますか?
不動産の購入や売却は重要な判断の一つであり、選び方によっては重大なトラブルを引き起こす可能性もあります。

現代では新しい不動産売買の方法として「不動産エージェント」から提案を受けることができる方法があります。
今回はそんな「不動産エージェント」について深く掘り下げて解説していきます。

不動産エージェントとは?

不動産エージェント(以下、エージェント)とは不動産の売買や賃貸業務において、不動産の買い手や売り手、賃借人や借り手をマッチングし契約までの取引をトラブルフリーで行えるようサポートする個人のこととなります。
基本的にエージェントは、不動産の評価や査定、契約書作成などの専門知識も豊富なこともあり、常に市場のニーズを把握していることから最適な物件を提供してもらえることが多いです。

また、エージェントは仲介会社に所属しておらずフリーランスとして働くケースが多いため会社の方針やノルマに囚われない働き方を実現しており、顧客ファーストでの提案を受けることができるでしょう。

一般的な仲介業者との違い

一般的な仲介業者はとにかく物件を売却、購入させることが目的となっています。物件を仲介しなければ経営が成り立たないのはもちろんですが、取引によっては高い手数料を取るケースもあり、顧客にとっては大きな負担になることがあります。
特に不動産仲介会社は、特定の物件を優先的に取り扱っていることが多く、顧客にとって最適な提案を受けられないということも多々あるでしょう。
その結果、顧客満足度は下がりやすい傾向にあるのが悲しいながらの実情となっています。

oricon MEが2023年3月から実施し2023年9月1日に発表した不動産仲介売却顧客満足度ランキングは以下のようになっています。

・売却戸建ランキング(回答者4928名)

順位 サービス名 得点
1位 住友林業ホームサービス 78.3
2位 東急リバブル 76.4
3位 野村の仲介+ 76.4
4位 積水ハウス不動産グループ 75.9
5位 三井のリハウス 75.8

参考:株式会社oricon ME オリコン顧客満足度ランキング 「不動産 売却 戸建て」

・売却マンションランキング(回答者7080名)

順位 サービス名 得点
1位 近鉄の仲介 80.6
2位 住友林業ホームサービス 80.0
3位 大成有楽不動産販売 78.8
4位 東急リバブル 78.4
5位 三菱地所ハウスネット 78.3

参考:株式会社oricon ME オリコン顧客満足度ランキング 「不動産 売却 マンション」

・売却土地ランキング(回答者1766名)

順位 サービス名 得点
1位 三井のリハウス 76.9
2位 東急リバブル 76.7
3位 積水ハウス不動産グループ 76.4
4位 住友不動産販売 76.1
5位 三井住友トラスト不動産 75.9

参考:株式会社oricon ME オリコン顧客満足度ランキング 「不動産 売却 土地」<

このランキングは様々な分野のサービスについての顧客満足度調査を行っている株式会社oricon MEが発表したもので、総計10,000名を超えるアンケート調査で「問い合わせ対応」「利用のしやすさ」「担当者の接客力」「担当者の提案力」「媒介契約の手続き」「売却サポート」「売却価格」「売買契約・決済の手続き」という計8項目で全62社の不動産仲介業者をランキング化したものとなっています。

上記の通り、不動産仲介会社の最大手が名を連ねていますがそれでも顧客の満足度の最大値は全ランキングを合わせても80.6点と他業界の顧客満足度に比べると見劣りする数値となってしまっています。
どうしても企業勤めの営業マンではノルマや会社の方針を優先しなければならないため、必ずしもそれらが原因とは言い切れませんが満足度を下げてしまっている一因にはなっているといえるでしょう。

一方、不動産エージェントは会社の方針やノルマも一切設けられておらず自由な働き方をしているため、顧客ファーストな提案をしていただけます。
また、仲介業者に勤めている方は顧客を常に複数名抱えていることから返信や連絡が著しく遅くなったり所謂雑な対応を受けてしまうことも想定されます。
不動産エージェントについては先述の通り一人ひとりの時間を大切にし、エージェントにとってはライフプランニングや予算に関わるところなど、寄り添った対応をしていただけるという点では安心して取引を依頼できるでしょう。

おすすめの不動産エージェントサービスをメリット・デメリットと合わせて紹介

上述の通り顧客優先で働くことが出来る不動産エージェントですが、ここからはそんな不動産エージェントを募っている企業をメリット・デメリットと合わせて紹介していきます。

TERASS

不動産エージェントのTERASS

TERASSは2019年に株式会社TERASSとして創業。2020年から不動産エージェントの募集を開始し、2年半で約200人を超えるエージェントを抱えるまでになっている急成長企業です。
報酬は75%と平均値ではありますが、独自開発の業務管理ツール「Terass Cloud」などフルリモートを可能とする各種エージェントサポートツールを提供しています。デメリットとして採用の幅が若干狭く、以前は不動産業界未経験の方も採用するポジションはありましたが、現在は「実需の仲介営業経験3年以上」の経験値のある方のみを募っています。

メリット
・豊富なバックアップツール
・急成長中で勢いがある
・エージェント間のコミュニケーションが活発

デメリット
・未経験者は登録不可
・コミッション率が若干低い
・初回成約までの縛りあり

FINSTAR AGENT

不動産エージェントのFINSTARAGENT

FINSTAR AGENTは株式会社フィンスターが運営する不動産エージェントプラットフォームです。2023年にサービスを開始とする後発ではありますが、着実にエージェント数を増やしている企業です。
FINSTAR AGENTでは報酬率80%をエージェントへ還元し、仲介だけでなく買取再販にも対応していることから不動産エージェントの成果に応じた高い報酬を得ることができます。
また、各不動産エージェントには実需や収益区分マンション、一棟収益アパートなどの分野別に特化しか経験豊かな専属マネージャーがサポートを行っています。

メリット
・報酬率80%で高収入を得ることができる
・専属のマネージャーがつくので安心して業務を行える
・買取再販も対応可能
・全国対応可能
・充実した集客サポート

デメリット
・初回成約までの縛りあり
・固定収入がない

KELLER WILLIAMS(ケラーウィリアムズ)

不動産エージェントのKELLER WILLIAMS(ケラーウィリアムズ)

KELLER WILLIAMSは、アメリカに本社を置く世界最大の不動産仲介会社です。同社は世界54カ国以上に進出しており、不動産エージェントの在籍数は約190,000人を超えています。
もちろん日本でもKELLER WILLIAMSに不動産エージェントとして参画することは可能ですが、各所に事業所を構えている宅建業者がKELLER WILLIAMSにフランチャイズとして加入し、その宅建業者へ不動産エージェントとして登録する形となります。

メリット
・全国に加盟店が存在する
・未経験でも登録可能

デメリット
・登録料や名刺作成など費用がかかる
・報酬率が最大60%で他社と比較すると低め
・各加盟店ごとに対応可能な取引形態が異なり自分に合ったオフィスを見つけにくい

RE/MAX

不動産フランチャイズのRE/MAX

RE/MAXは、アメリカに本社を置き世界最大規模の不動産エージェントサービスを展開しています。現在では世界中に8,500オフィス、およそ13万人のエージェントが在籍しています。
RE/MAXの特徴として、KELLER WILLIAMS同様、各所に事務所を構えている宅建業者がRE/MAXにフランチャイズとして加入し、看板を借りて運営が行えるようになっています。
事務所により取引可能な形態が異なるので自分に合ったオフィスを探すことが必要となります。

メリット
・全国各地にオフィスが存在する
・未経験でも登録可能

デメリット
・オフィスにより登録、在籍費用がかかる
・営業活動にかかる費用のほとんどはエージェント負担
・コミッション率が低い

Three Arrows

フルコミッションのThree Arrows

Three Arrowsは2016年に設立された賃貸仲介・売買仲介・賃貸管理・宿泊業・民泊運用・簡易宿泊所運用・旅館運用・ホテル運用・マンスリー貸し・シェアハウス・スペース貸しなど様々な不動産関連事業を手がけている企業です。
報酬率は80%と高く、取引の決済後3営業日内の即日報酬支払いを売りとしています。ワークスペースの提供やバックオフィス業務も希望により対応可となっており、さらに求人要項として不動産業未経験の方も相談次第で受け付けているようです。

メリット
・成約報酬の即日支払い
・高い報酬率

デメリット
・未経験者が応相談で場合によっては働けない
・フルコミッション寄りのサービスのため業務がハードとなる可能性

beberaise

不動産エージェントのベベライズ

beberaiseは2013年に設立され不動産事業をメインにレンタルオフィス事業やブライダル事業など様々な事業を展開しているソーシャルイノベーション企業となっています。報酬率は75%となっていますが求人に関しては一都三県限定ではあるものの不動産営業職経験不問で未経験の方も実地研修などをおこない、本業をもっている方の副業も歓迎をしている為、敷居はかなり低くなっています。
またバックオフィス関係のサポートも行っていますが費用が必要(月/3,300円)となっています。

メリット
・未経験からでも始められる
・副業での登録可能

デメリット
・対象地域は一都三県のみ
・バックオフィスサポートが有償

今回ご紹介させていただいた不動産エージェントサービスはごく一部で現在急速に不動産エージェントサービスに参画する企業数は伸びてきています。
最後に当サイトでもありおすすめである不動産エージェントサービスFINSTAR AGENTをご紹介していきたいと思います。

FINSTAR AGENTで後悔やトラブルのない取引を実現

FINSTAR AGENTは2016年設立の不動産事業社、株式会社フィンスターが展開する不動産エージェントサービスとなっています。報酬率は高く80%となっており、バックオフィス業務に関してもFINSTAR AGENTが完全サポート、進捗管理やサポートチームとのコミュニケーションツールとして独自の管理システム「FISTAR CRM」を構築し、こちらの利用も提供しています。また、業界未経験の方でも活躍できる「TALENT AGENT」という採用枠を設け、未経験で不動産営業にチャレンジしたい方や副業として不動産業に携わりたい方も広く募っています。またフルリモートを行える用意があるため、募集地域などの制限もなく全国各地から広くエージェントを募集しています。

FINSTAR AGENTには全国各地、優秀な不動産エージェントが在籍しています。時には「この物件は買うべきではない」と正直に伝えてくれたり、顧客ファーストな対応を行なっていただけるエージェントが揃っています。

不動産売買は人生に一度あるかないかと言われる大きな取引の一つであることから、様々なところから情報収集を行うことも大切になってきます。
これまで通り仲介業者に相談を行うことも良いですが、並行して不動産エージェントに話を聞いてみてはいかがでしょうか?